クレジットカードのしくみ
現金払いの支出をクレジットカードでの支払いに変えて、多くのポイントを貯めるための第一歩として、少しクレジットカードの仕組みについてご説明しておきます。
クレジットカードは簡単に行ってしまうと、あなたの信用度合いによって、代金を後払いで商品を買うことができるカードです。
詳細をご説明していくために、クレジットカードで買い物をするときの登場人物を決めておきます。
クレジットカードで買い物をする人:あなた(仮にAさんとします。)買い物をするお店:仮にB商店とします。クレジット会社:仮にCカード会社とします。
Aさんは、Cカード会社のクレジットカードを申し込みました。数週間後、Cカード会社からクレジットカードが送られてきました。
送られてきた書類をみるとショッピング利用可能額が30万円と書いてあります。
Aさんは、早速、初めて作ったクレジットカードで、普段買い物をしているB商店へお米を買いに行きました。
Aさん:10kg3500円のお米を持ってレジへ行きます。「これをカードで一回払いで!」
B商店の店員:「かしこまりました。一回払いですね。」と確認をして、レジにクレジットカードを通す。すると、レジではクレジット会社のコンピューターと通信をして、そのクレジットカードが利用可能かどうかを確認します。
※待つこと数秒
B商店の店員:「カードとお客様の控えのお返しです。ありがとうございました。」と言って、クレジットカードとレシートをAさんに手渡す。
ここまでの流れを図にするとこんな感じです。
↓ ↓ ↓
このやりとりの間にお金の受け渡しはありませんよね。
Aさんが持っているクレジットカードが利用可能かどうかだけを確認したら、その場で、B商店では後払いで商品を売ったことが記録され、Cカード会社では、B商店で3500円のクレジットカードの利用があったことが記録されます。
そして、1~2ヶ月後にAさんの銀行口座からクレジットカードで買物をした3500円が自動的に引き落とされ、Cカード会社に支払われます。
これでAさんにとっての3500円の買い物が完了します。
同時進行で、Cカード会社からB商店にAさんがクレジットカードで買い物をした3500円が支払われます。(実際には、B商店からCカード会社へ手数料の支払いが発生します。)
この部分を図にするとこんな感じです。
↓ ↓ ↓
これがクレジットカードで買物をした時の流れになります。
仮にAさんの銀行口座から引落しができなかった場合でも、Cカード会社からB商店への支払いは行われます。
Cカード会社は、Aさんならクレジットカードを利用した代金の支払いをしてくれると信用をしてクレジットカードを発行してくれています。
B商店は、Cカード会社が確実にAさんが買い物した代金を払ってくれるので、安心して後払いで商品を売ることができます。
このようにCカード会社は、Aさんを信用し、B商店はCカード会社を信用することで、クレジットカードの仕組みは成り立っています。
この信用を失くさないために、あなたは次のお給料やボーナス、口座の残高などを考えたうえで、クレジットカードを利用しなければいけません。これがテレビCMとかでよく言われている「ご利用は計画的に!」
ということになります。
このように便利に使える上に、ポイントまで貯まって得ができるクレジットカードを有効に利用しない手はないと思います。
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