クレジットカードは何枚持ちがおすすめ?メインとサブの使い分け
あなたはクレジットカードを何枚持っていますか?
作るだけ作って全く使っていないクレジットカードを持っていることもあるので、実際には「何枚持っていますか?」というよりも、「何枚使っていますか?」の方がいいかもしれませんね。
どうしてこんなことを聞いたのかと言いますと、この時期になると毎年友人や知人から私自身が同じような質問を受けていたからです。
数年前までは、「自分にはどんなクレジットカードがいいかなぁ?」という質問だったのですが、最近は「今◎◎カードを使っているんだけど、使えないところもあるのでもう1枚作ろうと思うんだけどどれがいいかなぁ?」という質問に変わってきています。
そこで、「クレジットカードは何枚持つのがいいのか?」を考えてみたいと思います。
メインカード1枚+サブカード数枚、これがよく聞くクレジットカードの枚数に関する話ですが、メインカードは1枚とはっきりしているのに、サブカードは数枚とはっきりした数字になっていませんよね。
実際このサブカードの『数枚』は人によって違ってくるからなんです。
サブカードにするクレジットカードを作るときの主な考え方には以下の3つが挙げられます。
・よく利用するお店やショッピングサイト用として
・メインカードに足りない機能を補うために
・メインカードにはない付帯サービスを利用するために
それでは、それぞれについて、私自身の例を挙げながら詳しくお話していきますね。
よく利用するお店やショッピングサイト用として
特定のお店やショッピングサイトで特定の状況などによって、ボーナスポイントや割引を受けることができて、メインカードよりも高い還元率で使えるカードで、できるだけ利用金額や利用頻度が高いお店などのものに絞って作る。もちろん、年会費の有無やポイントを有効期限までに使い切れるかが重要。
例えば、メインカードには、年会費無料で、ポイント還元率1.2%のリクルートカードを使っているけど、楽天市場で買い物をするときにはポイントが4%分貯まる年会費無料の楽天カードを使う。
同じく、メインカードはリクルートカードを使っているけど、西友で買い物をするときにはいつでも3%引きになる年会費無料のウォルマートカードセゾンを使う。
このように、頻繁に利用するお店やショッピングサイトのクレジットカードを使うことで、還元率がメインカードで支払った場合よりも大きくお得な場合には、そのお店などのクレジットカードをサブカードとして持っておくのが一つの方法です。
メインカードに足りない機能を補うために
電子マネーへのチャージでポイントを貯められるカードや旅行傷害保険や買い物保険が利用できるカード、ロードサービスや医療相談ダイヤルなど、こういう機能がメインカードにない場合には、必要に応じてサブカードとして作る。
例えば、メインカードはリクルートカードを使っているけど、ENEOSガソリン給油用にロードサービスもついていて、年1回のクレジット利用で年会費が無料のENEOSカードSを使う。
リクルートカードは、nanacoやモバイルEdy、モバイルSuicaへのチャージでポイントが貯まりますし、旅行傷害保険も利用付帯ではありますが、国内旅行・海外旅行共についていますし、買い物保険もついているので、足りないものは?と考えたときに、ガソリン給油用で、かつ、ロードサービスまでついているENEOSカードがベストな選択でした。
メインカードにはない付帯サービスを利用するために
クレジットカードは、ポイントや割引でお得ということだけではなく、日常を助ける様々な機能がついています。特にゴーリルドカードやプラチナカードでは、より上質な日々を送るためのサービスや優待が充実。年会費を払ってサービスを手に入れるという考え方もあります。
例えば、カードの年会費のみでプライオリティ・パスに無料で申し込める楽天プレミアムカードを作る。
正直申しまして、私自身ゴールドカードを持っていませんし、空港ラウンジなども利用しませんので、難しいところなんですが、この楽天プレミアムカードは、年会費が1万円(税別)はかかるものの、年会費399ドルのプライオリティ・パスに無料で申し込めるのは、海外旅行や出張へよく行く人にとってはありがたいサービスではないかなと思います。
このように、「メインカードには足りない何かを補うために」という考え方で、サブカードを選び、メインカードと組み合わせて上手に活用することで、より便利でお得なカードライフを送ることができるようになります。
最後にもう一度。
・よく利用するお店やショッピングサイト用として
・メインカードに足りない機能を補うために
・メインカードにはない付帯サービスを利用するために
サブカードを作るときの考え方はいろいろありますが、この3つを押さえておけば迷ったときの参考になりますので、頭の片隅に置いておいてくださいね。
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